それってあり？駐車場編

今回も重箱のスミをつつくような事ですが、他人の振り見て我が振り直せともいいますし、自戒の意味も含め　こんな事を思いました。

写真の場所は、私が時々行く児童図書館おとぎの館のすぐ隣にある 小矢部市総合保健福祉センターです。
奥の屋根つきのスペースは駐車場ではありませんが、いつも何台かのクルマが止まっています。道路を挟んで隣にはクロスランドおやべがあり、その駐車場を利用することもできるのですが・・・。

人はクルマという鉄の鎧を身にまとうと強くなった気分にり、歩行者や自転車よりもクルマが一番エライと思いがちです。
ここは、クルマ無しの生活は考えられないド田舎なのは確かですが、いつのまにやら　短い距離の移動でさえも全てクルマに頼ってしまっているのが実態です。私も含め重度のクルマ依存症が急増中です。

クルマ依存症になると、知らず知らずのうちにクルマ目線の快適さを求めてしまいます。
駐車場では、より玄関に近い場所を探し、場内を延々と周りつづけるのが初期症状です。症状が悪化すると、玄関近くに手ごろな空きスペースがあれば、そこが駐車スペースでなくとも無意識のうちにクルマを止めてしまいます。写真の例がそうです。
駐車場内の空きスペースにクルマを止めたくらいで目くじら立てるなと言う人もいるでしょう。しかし、クルマの後ろにはベンチがあるのです。

ベンチがあるということは、人が休憩とする場所なので、クルマが立ち入ってはいけないスペースなのだと思うのです。

クルマに依存しなければならない社会だからこそ　もっともっとクルマが人に優しくしないといけないと思います。