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スマート フォーツー エレクトリックドライブに試乗してきました。

ヤナセの営業さんから手作りの試乗会案内をいただきました。
スマートEVに試乗できるとのことなので、喜び勇んで行ってきました。

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まずは、外観。一目でEVであることが分かるようにシールが貼ってある。あとは、トリディオンセーフティーセルが、グリーンのEV専用カラーなことくらい。それ以外は、普通のスマートとの違いは見つけられない。
今回の試乗車は、一世代前の左ハンドル車。日本で発売されるのは、改良型の右ハンドルとなるらしい。

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年内に発売予定のスマートEVは、なんでも、既に全国で計10台程度の予約を受けているそうで、そのうちの複数台が富山県内なのだとかで、さらに売り込もうと試乗会が企画されたようです。
通常、試乗の際に助手席に担当の方が同乗されるのでしょうが、店内で営業さん達がスマートEVの具体的な商談をされおり、手隙の方がいらっしゃらず、「すいません。勝手にその辺を周って来てください。」と放し飼い試乗となりました。
とにかく、富山でスマートEVで溢れる日は近い予感です。

さて、放し飼い試乗好都合。さっそく乗り込んでスタート

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シフトノブは、スマート伝統のh型パターンでなく、ごく普通の直線タイプ。Pポジションがあり、シフトレバーの解除ボタンを押しながら操作します。変速ギアがないのでプラス・マイナスのマニュアル位置はありません。
どうせなら、ダイヤル式とかボタン式でも良かったのでは・・・

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スピードメーターは、普通のスマートと同じ感じです。
日本のエコカーのような青や緑のハデハデしいLEDメーターはありません。

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ダッシュパネルセンターには、バッテリー残量計と、出力、回生の電量計の二つの補助計。EV専用装備は唯一これだけなので、内部でもEVをあまり意識しない。

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窓はパワーウィンドです。あたりまえか?

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ドアミラーの調整は伝統の手動レバー式です。EVだけど手動って ちょっと笑えますが、しょっちゅう触るとものでもないので、まっいいか。

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運転してみた感想は、ごく普通です。アクセルを踏めば、スーっと発進します。クラッチがないので、滑らかさはトルコン以上。そして、変速ギアがないので、ソフタッチ独特のギクシャク感も息継ぎもありません。
ブレーキペダルも普通です。回生を意識することはないし、アクセルペダルを放したときのエンジンブレーキ感も自然です。車内は静かで、アクセルペダルの踏み加減に連動してかすかにモータ音がします。
重めのアクセルペダルを踏み込むと、爆発的加速感はありませんが、とくに不満無く普通に走ります。ハンドルは、パワステがついてなかった初代モデルほどの重めの設定です。

言い換えると、スマートのキャラクターが薄れた感じがし、小さなクルマを非力なエンジンで、シフト操作を駆使してより滑らかに走らせる。そんな操ってる感はないです。今までスマートのギクシャク変速に馴染めなかった方々には、普通のクルマと比較できるレベルにあると思いますが、スマート特有の個性に惚れてる人にはつまらないクルマかもしれません。

操る楽しさをプラスしたスマートロードスターEVが発売される事を期待します。
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