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焼肉えびすで食中毒

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焼肉のえびす 砺波店で食中毒が発生し、感染した小学生が死亡した。

私も2度ほど「100円えびす」の安さに釣られて食事をしたことがある。(実際は、そんなに割安感は無い。)そんな身近な場所での事件だけに大きな衝撃を受けている。
全国ニュースにも載ったし 大事件である。

何より、ユッケがそんなにリスクの高い食べ物であることを知らなかったし、子供に食べさせてはイケないことも知らなかった。
平和ボケ、安全ボケしていた自分を反省したい。
しかし、生食用の牛肉の流通など皆無というから、どうやってメニューを作成し、調理していたのか呆れるばかりである。

感染者は今も増え続けており、系列店へと広がりを見せている。そんな中、卸業者へ責任を押し付けようという動きも出始めた。

犠牲になった小学生たちへの謝罪はどこへいったのだろう。今も苦しんでいる患者への誠意はないのだろうか。一応のリスク対応はマニュアルに沿って取っているつもりなのだろうが、まったく心がこもっていないように見える。
接客もそのような感じだった。よく考えられたマニュアルにより親切ぽく丁寧ぽい印象を受けるが、食べ終えた後に満足感があるかといえば、そうはならない。なんとなく事務的で心がこもっていない感じだった。それは1度目より2度目のほうが、よりそのように感じられた。
ただ、これは焼肉のえびすに限った事ではなく、最近の外食チェーン全般で感じられることで、その中では、えびすは良い方であった。

死者が出ているし、患者もいるのだ、責任の擦り付け合いは まだ早いのではないだろうか。
社長は 今年が厄年であるようだが、なおさらのこと謙虚に慎重に自らの責任でことを進めなけらばならなのではないだろうか。どうも損得勘定が働いているように見えてならない。
若気の至りでは済まない事態なのである。善悪で判断してもらいたいと思う。

えびすの中枢もかなり混乱しているようだ。
詳細について「焼肉酒家えびす 高岡駅南店」(PDFファイル

1. 食中毒事故の内容について
2011年4月19日~26日、「焼肉酒家えびす高岡駅南店」において、来店されていたお客様に食中毒の疑いの症状が発症している旨の連絡がございました。
連絡を受けた後、「焼肉酒家えびす高岡駅南店」店長よりに富山県砺波厚生センターより通知し調査を受けました。
その結果、お客様に嘔吐・吐き気・下痢・腹痛などの症状が認められ、O-111が検出、当店が提供した「和牛ユッケ」が原因であると現段階では判断されました。
なお同店舗は、4月27日より営業を自粛しております。

2. 行政処分の内容について
上記内容をうけ、同店は4月30日に富山県砺波厚生センターより以下のとおり食品衛生法に基づき営業を禁止することを命じられました。
処分店舗 :焼肉酒家えびす富山駅南店
所轄保健所:富山県砺波厚生センター
処分の内容:平成23年4月30日から5月2日までの3日間の営業停止
処分年月日:平成23年4月30日


高岡市内のえびすの管轄保健所は 砺波ではなく 高岡厚生センターであるはずだ。これは勘違いだとしても・・・

富山駅南店ではなく 高岡駅南店であるはずだ。系列店の店名の間違いに気付かないのは、マニュアル的で事務的な表れだろうか・・・

“「焼肉酒家えびす高岡駅南店」店長よりに富山県砺波厚生センターより通知し調査を受けました。”の文章もなんか変。切り貼りして作成した文章を誰も確かめずに掲載してしまったのだろう。
ピンチのときほど慎重に 幾重ものチェックが必要だ。

とにかく大変なときにこそ その本性が現れるものである。泥仕合がどのような決着をみるのか注目したい。

焼肉酒屋えびす おぼえがき


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