運転が愉しくてならん。(その7)
スマートロードスターはシートの後ろにエンジンを置くRRレイアウトである。
ステアリングパドルシフトを操るとエンジンが反応するのが分かる。
まるでドライバーがエンジンを背負っているかのように存在を身近に感じる。
右手のシフトアップは、常にアクセルと組み合わせとなるが、しかし、左手のシフトダウンは、追い越し加速の時は、アクセルペダルと組み合わさるし、停止の時にはブレーキペダルと組み合わさる。スピードコントロールのためにエンジンブレーキだけを使うこともある。3つの操作が可能である。
右手が本能を刺激するとすれば、左手は理性を刺激する。
7.革新とは、妥協しないこと。 加速だけでなく減速も愉しい。