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フロストワーニング

日本車とヨーロッパ車の違いを 籠(かご)文化と馬車文化の違いと表現されることがあります。その一例が外気温度計に現れています。

日本車(うちのトヨタ車の場合ですが)では、外気温度計は、オートエアコンにその機能が付いており、表示部は、センターコンソールにあります。通常はエアコンの設定温度が表示されており、室内温度の表示機能はありません。マニュアルエアコンを選ぶと外気温度計は付きません。
室内の快適さの要素という位置付けです。籠の中の移住性、快適性に重点がおかれます。日本人の多くは、移住性の良くて大きなクルマが良いクルマと評価します。少なくとも私の周りでは・・・。
いっぽうで、軽自動車の販売台数が伸びています。大きいだけが良い事ではないことを気づき始めているのでしょうか。かんばれ!軽四!

ヨーロッパ車(スマートなどの場合ですが)では、スピートメーター内に外気温が表示されます。外気温が走りに影響する情報であるという位置付けです。走りの軽快さ、安全性に重点が置かれます。おそらく、ヨーロッパには軽快に走るクルマを良いクルマと評価する人たちが多いのでなないのでしょうか。


スマートロードスターは、外気温がメーター内の液晶パネルに表示されます。
メーターフードの上に付いているボタンを押すごとにオド→トリップ→外気温の順で切り替わります。
ちなみに、外気温計は標準装備ですが、水温計はオプションです。暖機運転が不要であるため、省かれているようです。
外気温度計には、フロストワーニング機能がついており、外気温が3℃以下になった時には、雪のマークが点滅し強制的に外気温を表示しドライバーに路面凍結の危険性を警告します。外気温度計は、雪国では必須アイテムです。できれば、視線移動の少ないメーター内の表示が望ましいと思います。
プラス2℃の表示くらいでは、通勤時間の陽のあたる路面での凍結は少ないですが、日陰や橋の上などは念のため注意しながら走っています。


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