新型スマート(453型)フォーツーに試乗しました。
ロードスターのワイパーモーターから異音が発生してるので、ヤナセへ修理を依頼しました。
代車は3ナンバーでない小さい車を希望したら、新型スマートを用意して下さいました。
では、外観チェックから、
グレードはパッション
大きな電動ドアミラーの底面の突起は何でしょう?
前輪165/65R15
後輪185/60R15
ホイールは伝統の3穴から、普通の4穴に変更になっています。
エアーインテークは、どことなくベンツのエンジンダクト風です。
エンジンカバーは、6個のネジ止めで塞がれており、工具不要とはいえ、気軽に開けることは出来ません。
面倒なので開けませんでした。
リアハッチは上下2分割で、下側のハッチは、蓋付き収納になっています。もちろん腰掛けにも使える丈夫さが確保されているハズです。
蓋を開けるとこんな感じです。
では、いよいよ運転席へ
エンジン始動の鍵穴は、ハンドル裏側のステアリングコラムに挿し込む普通のタイプで、エンジンが始動するまで捻り続ける必要があります。
ちなみにロードスターの鍵穴は、センタートンネルのシフトレバー近くにあり、捻る動作を一度行えば、プッシュボタ式のように自動でエンジンが始動します。
で、鍵穴の位置が分かり辛い。夜間は更に・・・
今までのスマートオーナーさんは、キーを左手で持つクセがついているでしょうから、特に手間取ると思います。
なので、ドアロックを解除し、ドアを開けたら、先ずキーを挿し込んで、それから、乗り込むのがイイかもしれません。
シフトレバーは、Pポジションのある普通の直線タイプです。マニュアル操作するときは、Dポジションから左に倒し、上下に操作します。
が、DTCの走りは普通に滑らかで、マニュアル操作の必要性を感じませんし、マニュアル操作時の方が変速ショックの違和感がありました。
運転席は、座面の上下調整が可能です。
背もたれの角度調整は、ダイアル式ではなく、普通のリクライニングレバー式なりました。
ただ、リクライニングレバーに見えるのが、座面調整用のもので、リクライニング用は、その上の輪っか部の窪みに指を掛けて引き上げます。
走り出してから、背もたれを調整しようとして、この仕組みがわからなくて、クルマを安全な路肩に止めて、ドアを開てじっくり観察したのですが、気づくまでに時間がかかってしまいました。
それと、リクライニングと書きましたが、仮眠とれる程には倒れません。
前方には運転席と助手席とも、普通に限界まで倒れます。
フラットにはならないですが、長尺荷物を積み込むのに役立つかも知れません。
助手席側には、チャイルドシート装着時のエアバッグキャンセルスイッチが付いています。
その選択状態が、ルームミラー上部に表示されるのですが、オンでもオフでもどちらかの警告灯が点灯するので、夜間は光が視界に入り鬱陶しいです。
それに、警告イラストの意味が理解しづらいです。
写真の状態は、“エアバックがオンになっており、チャイルドシート装着禁止”ということらしいです。
あと、アイドリングストップと前方衝突警報のキャンセルスイッチも付いており、ランプ点灯がキャンセル状態のようです。
空調吹出し口のデザインは新型Aクラス風ですが、動きがカクカクし稼働範囲にも制限があり、回転を加えながら調整する必要があります。
閉じると“smart”のロゴが・・・。
小物入れは、かなり小さいです。
運転席側のアシストグリップの位置にメガネフォルダが付いてました。
ヘッドライトとワイパーはオートで作動させることが出来ます。
全体的な印象は、ごく普通のクルマになってしまって、スマートらしさが薄れた感じがします。
唯一、小回り性能は、スマートならではで、他を寄せ付けずバツグンだと思います。
2016-03-06 10:06
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