田植機に乗りました。
うちの集落では、田んぼの作業は協同作業で行なっており当番制になってます。会社勤めだと 田植え作業の人足として、シーズンに1日だけ当番が割り当てられます。
田植えは、機械を操作するオペレーター役と苗運びなどの補助作業役、それにビニールハウスで苗を積み込む役、あとは、苗箱洗いの役などに作業を分業して行ないます。
トラクター作業は回数をこなし、少しは慣れた私ですが、田植え機は、扱いがややデリケートなため、まだまだオペレータ役は先の事と思ってました。実際、苗運びなどの補助作業役として当番があたっていたのですが、現場でオペレータ役に「ちょっと乗ってみろ」って言われ、教えてもらいながら しばらく乗ったのです。2、3往復やってみて、さて、降りようかとしたところで、オペレータ役の人が先に降りてしまい。「あとはよろしく!」ってなことで、結局 田植機を操作する羽目に・・・。
機械の操作自体は、トラクターのそれと似ていて それほど難しくはないでです。しかし、田んぼの表面は均平されていて一見運転は楽に思われますが、実際は表面より10cmほど下に見えない走行地盤があり、そこはガタガタの悪路なのです。闇を手探りならぬ、ハンドルや機械の傾きから、地盤を探り読み取ってブレを修正しながら直進するのは、トラクター作業以上のセンスとハンドル捌きが求められ、まっすぐに植える技術は、ちょっとやそっとでは身に付きそうにありません。植え終わった田んぼには、びごびごと曲がった苗の筋が・・・。本来は一直線んにピンと伸びるはずなのです。
なんと言いましょうか、グランドの100mのラインがS字に歪んでいるのを想像してもらえば良いと思うのですが、8条植えの田植え機なので8条ごとにびごびごS字ラインが束になって、またびごびごしてまして、あー恥ずかしい。
年1回の操作で、田植え機に慣れるのに何年掛かるのやら。
1年に1度の田植えならば面白そうだな…なんて無責任なことを考えてしまいました。実際には相当難しそうですね。
> 8条ごとにびごびごS字ラインが束になって
収穫までこのラインが残ってしまうんでしょうか(~_~;)
興味本位ですみません!
by とも (2009-05-17 23:28)
ともさん こんにちは!
働くのは嫌いですが、1年に1度のことなので何とかやってます。野外の作業で自然を感じる事や、終わった後の達成感と収穫への期待感が続けられる理由でしょうか。
ラインはそのまま残ったままですが、しばらくすると1、2本の苗が分けつし、20本ほどの茎が生えるのでラインが太くなり目立たなくなります。さらに成長すると稲穂が垂れ下がり、まったく分からなくなります。しかし、稲刈り後には稲株が現れ、びごびごが出現します。
by aritoshi (2009-05-19 07:05)
初めてコメントさせていただきます。
普段乗り慣れない機械の操縦って、覚えることや驚くことなどが多くて存外に楽しかったりしませんか。
私も今から20年以上前の学生時代に、建築業の父親から建物の基礎に敷く砂利を持ってくるようにとダンプの鍵を渡された事があります。 行けば砂利を載せてもらえると思っていたら、自分で入れなければならないことを知らされました。 試行錯誤でハンドルの代わりに左右のペタルの踏み加減での進行方向を変えたりしていることを初めて知りました。そしてブルトーザのバケット部に砂利を入れる難しさも身に染みました。最初は容量の3割くらいしかすくい上げられませんでした。今となっては良い経験です。
by kanchi (2009-05-29 01:39)
kanchiさん こんにちは!
田植え機も年々改良が加えられ、昔に比べれば、ぶいぶんと操作が楽になってるそうですが、しかし、初めて乗る私には、思い通りに動かせないモドカシさと上手に植えられないハガユさが半分をしめ、楽しさは半分位でした。もうすこし上手くなると楽しさが増して来るのでしょうね。
by aritoshi (2009-05-29 06:23)