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フロントミッドシプ&リアロータリ

燃える男のぉ~っ 赤いトラクタ~ぁ♪
本日ドライブするマシーンは、ヤンマーのエコトラです。


見下ろす赤いボンネットがドライバーを挑発しています。
ドライバーズシートは後輪上にあり、前方にあるエンジンを意識しながら操ります。
気分は、牛にまたがるロデオのイメージでしょうか。
殆どが自動化されており、オンオフのスイッチ感覚の操作ではありますが、走行ラインを選んだり、自然相手であり、それなりに土の条件変化に応じた微調整をする乗りこなしの楽しさやがあります。

特にアゼ際の作業は緊張します。
コンクリート製のアゼとは5cmくらいの間隔を取りたいんですが、不整地走行では、必ずラインがブレます。
ロータリーは、後輪を軸にしてハンドルとは反対方向に移動するので、寄り過ぎたと思い、大きくハンドルを切ると 逆にアゼにロータリーをぶっつけてしまいます。先を読み、微調整でハンドルを操作します。

時速は約2.5km/h。6枚(2ha)の田んぼを8時間かけて無事完走いたしました。


うちの集落では、2年前に農作業を集落営農組合でやることになりました。
各農家の田んぼを集約し、大型機械を共同購入して みんなで農作業を分担して行なうのです。

私は兼業農家の長男なのですが、うちは、機械作業を知りあいの農家にお願いしていたので、トラクターの操作などは、まったく出来なかったのですが、集落営農となったことで、乗ることになってしまったのです。
トラクターには、少しずつ乗ってはいるのですが、まだまだ初心者です。
見習オペレーターというわけで、比較的簡単な“荒起し”作業が割り振られました。

トラクターの操作は、クルマと基本的には同じですが、いきなり乗れと言われても発進すら出来ないと思います。

“アクセル”は、スロットルレバーで操作します。気分はトップガンのトム・クルーズです。田んぼの中では約2300rpmくらいで固定します。あとは負荷に応じてコンピュータが制御してくれます。
道路走行用にアクセルペダルも付いています。

“ブレーキ”は、後輪のみで、右用、左用の2つのブレーキペダルが並んで付いています。小回りしたい方向のブレーキのみを掛け、タイヤを軸にして急旋回します。ただし、相当な負荷が掛かるため、田んぼの基盤を痛めます。
道路では、ペダルを連結します。

“クラッチペダル”は付いていますが、動力を切るためのもので、しいて言えば発進時のみに使います。ギアチェンジのためにクラッチを踏む必要はありません。

“ギア”は2段の副変速機と6段の主変速機の組み合わせで12段ついています。ギア比が高いので、いきなりトップギア(ハイ・6速)からのスタートダッシュもOKですが、ウィリーに注意です。

“ハンドル”は、倍速ターン機能がついており、ロックするまで切り込むと外側タイヤが倍速で早く回り、小回りが効きます。道路では倍速ターン機能はオフにします。

“エンジン”は、おそらくフロントミッドシップです。小回りを効かすために、重量の殆どが後輪に割り振られており、旋回性能は高いですが、ウィリーもしやすいので 登坂時には最新の注意が必要です。時にはバックで登ったほうが安全な時もあります。

トラクターの後ろには、アタッチメント式のロータリー刃がついており、回転することで土を掻き起こします。ロータリーにはジャイロ機能がついており、トラクター本体が前後左右に傾いてもロータリー自体は水平を保ちます。なかなか賢いです。


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