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運転が愉しくてならん。(その5)

ロードスターは二人で乗るのも愉(たの)しい。
シートに身を収めてしまえば、外観から想像しがちな窮屈さや圧迫感は感じない。
フロントウィンドウの傾斜をピラーより寝かすことで、ダッシュボード上の空間を広く見せる演出している事もあるのだろう。ただ、視覚上ではガラスの上と下のラインは同じ円弧を描いており、つじつまが合わず不思議である。恐らくガラスは円柱というより球体か円錐に近い曲面を帯びているのだろう。
ダッシュボードの上端は、セーフティセルの存在が感じられるようなデザインで、安心感を上手に引き出している。
タイトな空間のデザインには巧みにトリックが使われている


助手席と腕が触れ合うほどの距離感は互いの存在を思いやるのにちょうどよい。
シートベルトを締める際には、肘がぶつかり合わないよう気配りが必要だ。
開発ストーリーによればクルマとヒトの重心が近い位置で重なるのだそうだ。それは助手席も同じこと、クルマとの一体化により重心の移動は少なくて済む。同乗者を気づかいながらも、ドライバーのペースでクルマを走らせる事も問題ないように思われる。

5.美しさ、それはプロポーション。 愉しさのあまり調和を破ってはならない。
元来、ものごとの間(ま)を計ることは日本人が得意とするところ。クルマという鉄の鎧をまとっていても常に周辺との間合いは計るものである。

※オフィシャルサイトsmart roadster manifestを参照のこと


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